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炭酸ガスの用途工業用冷却剤としての利用

工業用冷却剤としての利用

工業用冷却剤としての利用

炭酸ガスは配送、貯蔵の便を計るため通常-20℃、2MPaの状態に保たれており、この時は無色・透明な液体です。これを大気中に放出すると、約-79℃の雪状ドライアイスと気体炭酸ガスになります。この雪状ドライアイスを目的に応じて雪状のまま、あるいは圧縮成形し、角型ないしはチョーク状のドライアイスとして利用します。

1.金属の冷やし嵌め

ブッシュ、ベアリングの嵌め込み工程には、以前からメタノールあるいは、アセトン—ドライアイス等の寒剤が使用されており、金属の冷却による収縮を利用した方法で す。これは焼き嵌めに比較して金属の材質に熱的履歴の悪影響を与えることがなく、安全な作業が行えるからです。

2.樹脂中空成型のサイクルアップ

プラスチック瓶、缶、ドラム等の中空成型品の製造では、熱融解した樹脂(パリソン)を空気圧で膨らませ、所定の形状にした後、成型品の中側から空気で、外側は鋳型からの伝熱で冷却しています。パリソンを空気圧で成型した直後に、炭酸ガスの気体・固体(ドライアイス)を成型品内部に吹き込むことで冷却時間を短縮することができます。
品物によって異なりますが、2倍の生産を達成した例もあります。

3.ゴムのバリ取り

ゴム栓やパッキング、あるいはプラスチック成型品の製造時にできるバリを効率よく除去する方法です。バリ取り器の中にバリの付いた成型品と共にドライアイスか、雪状ドライアイスを入れ、ゴムあるいはプラスチックの低温脆性を利用してバリを取ります。

4.冷却粉砕

混合温度が上がると変質する恐れのある化学薬品やプラスチックの粉砕を、粉砕機の能力を低下させずに均一に効率よく連続的に行う方法です。この方法は、熱によって変化してしまうコーヒーや香辛料の粉砕にも利用されています。さらに、熱により容易に液状になる、固型動植物油脂を均一に小麦粉等に分散させる時にも混合の工程でこの方法が用いられています。